揚貨装置運転士資格って簡単?仕事はどんなことするの?
揚貨装置運転士資格の取得難易度、またこの資格が有るとどんな就職先があり、平均年収はいくらぐらいなのか、調べてみました。
揚貨装置運転士とは、労働安全衛生法に定められた国家資格の一つで、制限荷重が5トン以上の揚貨装置(港湾荷役の作業をするために船舶に取り付けられたクレーンまたはデリック)の操作するために必要な資格です。また、一定の規模以下の揚貨装置については、特別教育を受けることで運転・操作することが可能となっています。
揚貨装置運転士取得難易度
揚貨装置運転士取得難易度は?
★★☆☆☆(やや易しい)。
近年合格率は、学科:70.7%、実技:93.7%ほど。
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2020年 | 376人 | 288人 | 76.6% |
2019年 | 591人 | 418人 | 70.7% |
2018年 | 516人 | 385人 | 74.6% |
2017年 | 606人 | 452人 | 74.6% |
2016年 | 590人 | 441人 | 74.7% |
揚貨装置運転士就職先は?
港湾関係
揚貨装置運転士仕事内容は?
港湾荷役の作業をするために船舶に取り付けられたクレーンまたはデリックを使用して、積み荷の積み卸しをします。
揚貨装置運転士年収は?
クレーン・ウインチ運転従事者の平均年収は503.7万円(賞与込)です。
平均年収:503.9円
平均月収:35.6万円
平均時給:1,811円
年間賞与等:75.6万円
平均年齢:46.0歳
平均勤続年数:14.7年
平均年収:421.8万円
平均月収:33.0万円
平均時給:1,487円
年間賞与等:25.4万円
平均年齢:31.0歳
平均勤続年数:3.0年
(2020年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より)
つい先日、2021年4月15日揚貨装置運転士資格試験を会社の指示により、受験してきました。 私はクレーン・デリック限定の資格を取得してるので、学科試験は原動機及び電気に関する知識(10問) 揚貨装置の運転のために必要な力学に関する知識(10問)と40門中20問免除でした。
揚貨装置運転士取得難易度まとめ
近年学科試験合格率は70%越えと比較的合格率は高いですが、揚貨装置運転士資格取得した際に感じたことは、揚貨装置運転士資格を取得しようとする人口が少ないからかなって思います。
比較的、揚貨装置運転士資格試験を受ける方は、既にクレーン・デリック運転士資格を取得されてる方も多く、学科試験では、原動機及び電気に関する知識(10問)、揚貨装置の運転のために必要な力学に関する知識(10問)が免除になるので、合格率が比較的高いのではないでしょうか…
揚貨装置運転士資格から取得しようと思ってる方は、この学科試験の合格率は参考にならないかもしれません。
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クレーン・デリック運転士(限定無し)とは、つり上げ荷重が5トン以上の天井クレーン、橋形クレーン、ジブクレーン、ガイデリック、スチフレッグデリック、ジンポールなどの各種クレーン及びデリックを運転するために必要な技能を認定する国家資格です。要は、つり上げ荷重5トン以上を含め全てのクレーンとデリックを運転・操作することができるってことです。
クレーン・デリック運転士とは? つり上げ荷重5トン以上を含め全てのクレーンとデリックを運転・操作することができます。 クレーン・デリック運転士(クレーン限定)とは? つり上げ荷重5トン以上を含め全てのクレーンを運転・操作することができます。 またクレーン・デリック運転士(限定無し)と限定有りの資格取得難易度について調べてみました。
揚貨装置運転士とは、労働安全衛生法に定められた国家資格の一つで、制限荷重が5トン以上の揚貨装置(港湾荷役の作業をするために船舶に取り付けられたクレーンまたはデリック)の操作するために必要な資格です。また、一定の規模以下の揚貨装置については、特別教育を受けることで運転・操作することが可能となっています。