発破技士の資格試験概要と仕事内容とは?気になる年収も解説!
山間部のトンネル工事や、ダム建設の為に山などを切り崩すのに
いちいち重機で作業なんてできませんよね!
そんな大掛かりな仕事の時に活躍するのが「発破技士」です。
本記事は、「発破技士」になるには、どうすればいいのか、また
仕事内容と、年収について解説していきます。
- 発破技士とは?
- 発破技士試験概要
- 発破技士の仕事内容
- 発破技士の年収
上記の内容について解説していきます。
どうしてもこの記事を読んでいるあなたに
伝えたいことがあります。
ちょっと最近聞いたんですが、元現場系作業員の中で
「今、プログラミングスキルが激アツ!!」
って知ってますか?
発破技士とは?
土木工事現場や採石現場で爆発物を取り扱い、山などを切り崩すなど、
火薬類をもちいて活躍する「発破」の技術。
発破技士は、その発破をしかける際の穿孔や装填、点火をおこなうことができる国家資格です。
また、不発の際の残薬点検や処理も任務となります。試験は学科のみですが、
悲惨な大事故につながりかねない危険な技術ですので、資格取得者の責任は重大です。
発破技士試験概要
ホームページ・受験申込・問合せ
公益財団法人 安全衛生技術試験協会
住んでる地域の安全衛生技術センターを確認してください。
願書申込み受付期間
地域により異なりますので、実施先までお問い合わせ下さい。
身体上の障害等に係る特別措置について
障害のある方で特別措置を希望される場合は、申請前に安全衛生技術センターに相談して下さい。
試験日程
地域により異なりますので、実施先までお問い合わせ下さい。
(各センター年1回~2回実施)
受験地
実施先の管轄住所のセンターで受験。
受験料
6,800円
受験資格
制限無し。
※合格後、免許申請時に実務経験等を証明する以下の書類の添付が必要になります。
- 学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校において、応用化学、採鉱学又は土木工学に関する学科を専攻して卒業した者で、その後3ヵ月以上発破の業務について実地修習を経た者。
- 発破の補助作業の業務に6ヵ月以上従事した経験を有する者。
- 発破実技講習を修了した者。
試験内容
20問/2時間(科目免除者は1時間)
- ① 発破の方法(10問)
- ② 火薬類の知識(5問)
- ③ 火薬類の取り扱い(5問)
合格基準
以下の全ての条件を満たすことで合格となります。
- 総得点が、満点中60%以上の得点率
- 各科目が、満点中40%以上の得点率
免除(科目等)について
導火線発破技士又は電気発破技士の免許証を有する者は、②、③が免除されます。
合格後の更新について
甲種または乙種火薬類取扱保安責任者の免状または発破技士の免許は一度取得すれば終身有効ですが、
手帳は2年に一回ごとの更新講習を受講する必要があります。
更新講習を受講しなかった場合は手帳は失効するため実務に従事できません。
ただし、前述の通り保安責任者免状・発破技士免許は終身有効であるため、
手帳が失効しても再取得のための講習を受講すれば再び手帳を取得することが可能です。
発破技士の仕事内容とは?
発破技士は、トンネル工事や老朽化した建物、採掘現場で、ショベルカー等では崩せない岩盤をダイナマイトなどの火薬を使って破壊させる発破業務全般を行う専門家です。
具体的には火薬の装填、点火、後処理等を行います。建物の立地状況や岩石の固さといった様々な条件を考慮し、周りに影響が及ばないようにダイナマイトの容量を算出するなどの仕事があります。
火薬を多量に使う現場においては、少しのミスが大事故へつながる可能性があるため、
発破技士の仕事は危険と隣り合わせであり責任が大きく伴います。
作業員全員が現場で安心して働けるために、発破技士の存在は不可欠です。
なお、火薬類取扱保安責任者の資格取得者も発破作業行うことができます。
発破技士の年収は?
2019年 | 男 | 女 | 合計 |
---|---|---|---|
平均年齢 | 51.3歳 | 52.5歳 | 51.3歳 |
勤続年数 | 14.3年 | 14.5年 | 14.3年 |
労働時間 | 179時間 | 171時間 | 179時間 |
超過実労働時間 | 30時間 | 66時間 | 30時間 |
平均月収 | 47万300円 | 37万5700円 | 47万200円 |
平均賞与(ボーナス) | 52万8100円 | 17万5000円 | 52万7600円 |
平均年収 | 617万1700円 | 468万3400円 | 617万円 |
上記表より発破技士の2019年の平均年収は約617万円です。
男性が約617万円、女性が約468万円ですが、圧倒的に男性が多いため平均年収がほぼ男性の年収と同じです。
20代前半は約400万円ですが、現場経験を重ねると共に収入も増え、1番多い50代前半の年収は約754万円です。
50代後半を過ぎると、徐々に収入は少なくなっていきます。
雇用形態別では、正社員が約617万円に対して非正規雇用は約333万円と約2倍の違いがあります。
発破技士の収入は2010年が約420万円でしたが、多少の変動を繰り返しながら、
2016年には約680万円にまで増え、その後減少し、再度上昇傾向です。
日本の労働者の平均年収が約436万円ですので、発破技士の資格を保有すると高収入が期待できます。
発破技士資格取得の前にお伝えしたいこと
冒頭でも一言お伝えしましたが、今「手に職」を身につけるなら「プログラミングスクール」でプログラミングを学ぶのが激アツなんですけど知ってましたか?
確かに今の会社の為に発破技士資格は必要かもしれません。
しかし、その資格取得しても今の世の中の情勢で「定年まで安心して働ける」でしょうか?
例えば発破技士資格取得して、いくらぐらい資格手当付きますか?
おそらく
- 2000円
- 4000円
- 6000円
- 10000円
くらいじゃないでしょうか?
発破技士資格は、立派な国家資格ですが手当的に考えると
「なんだかなぁ…」
って思っていませんか?
ここ最近の傾向だと同じ「手に職」のスキルを身につけるなら「プログラミング」を学ぶ人が圧倒的に多いです。
ただ、プログラミングスクールは、受講料が高い!っていうデメリットがあります。
しかし、「プログラミング」が身につくと、就職・転職に困る事ありませんし、収入面でも大きく変化します!
しかも、あなたの頑張り次第でプログラミングスクールの受講費用が高くても、スクール費用代は3ヶ月も働けば生活しながらでも返済できるくらい給料が貰える企業に就職・転職することも可能です。
また、プログラミングスクールには、
- 「転職できなかったら全額返金保証」
- 「98%の転職保障」
- 「1%未満の離職率企業の斡旋」
など受講生が困らない制度を設けているところがたくさんあります!
今、あなたが発破技士資格取得し月数千円の資格手当を貰いながら消費税や物価がドンドン上がり、生活がドンドン苦しくなっていく生活を送っていくのか、
今、プログラミングスクールは金銭的に厳しいけど、今より数十万給料が上がるスキルを身につける行動を選ぶのかはあなたの
「自由です」
ただ、「プログラミングスクールは高い!」ってイメージが付いている方が多いみたいですが、「受講料安くて保証が手厚い!」ってスクールも何校かあります。
このサイトに「受講料安くて保証が手厚い!プログラミングスクールランキング」が載っていたのでご紹介します!
※生活に不安を感じてる人はみんなプログラミング学び始めてます
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