ウェブデザイン技能検定とは?資格難易度と独学おすすめ書籍3選!
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おはようございます。サイト運営者の山です。
今回は、Webデザイン業界唯一の国家資格「ウェブデザイン技能検定」の
資格概要・難易度・独学で試験対策するときの書籍を解説していきます。
未経験からWebデザイナーへの転職や、Webデザイナーとしてさらなるキャリアアップを
考えている方には、おすすめの国家資格なので是非挑戦してください。
ウェブデザイン技能検定とは?
ウェブデザイン技能検定とは、ホームページをデザイン(ウェブデザイン)
する能力に関する技能検定試験です。
試験は1級から3級まで3つのレベルに分かれています。
3級はどなたでも受検が可能ですが、2級は3級合格、1級は2級合格
(1級・2級ともに協会が定める実務経験を満たしている場合は受検可能)が受検要件です。
令和3年度は1級が1回(学科試験は11月、実技試験は令和4年2月)、
2級と3級が4回(5月、9月、11月、令和4年2月)に実施されます。
未経験の方で、これからWebデザイン業界でお仕事を始めようと考えている方は、
まず3級のウェブデザイン技能検定からとなるので、3級の試験概要は、下記表をご参照ください。
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ウェブデザイン技能検定 3級試験概要
試験方法 | 筆記試験(マーク方式):「多肢選択法」「真偽法」形式 実技試験:課題選択方式 |
---|---|
試験時間 | 筆記試験60分+実技試験45分 |
合格基準 | 筆記試験:70点以上(100 点満点) 実技試験:70点以上(100点満点:ただし、各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること) |
受験対象者 | ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者 |
学科試験科目及び その範囲 |
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実技試験科目及び その範囲 |
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受験料金 | 学科試験:5,000円(非課税) 実技試験:5,000円※学科・実技共に免除(両側免除)にて申請の場合、受検手数料は2,000円 |
免除(科目等)について
ウェブデザイン技能検定は「学科試験」、「実技試験」の2部構成となっており、
「学科試験」、「実技試験」両試験の合格の他に、いずれかのみの一部合格があります。
また、実務経験者においては、その内容と年数により、一部又は両試験の受検が免除されます。
3級の技能検定において、実技試験に合格した者(※1)は、3級の実技試験の全部
※1当該実技試験が行われる日が、実技試験の合格日より2年以内である場合に限る。
- ウェブデザイン職種の指定試験機関技能検定委員であって、試験問題作成に係る職務に2年以上携わった者は、
1級、2級及び3級の学科試験及び実技試験の全部 - ウェブデザイン職種の指定試験機関技能検定委員を5年以上務めた者は、
1級の実技試験の全部、2級及び3級の学科試験及び実技試験の全部 - ウェブデザイン職種の指定試験機関技能検定委員を2年以上務めた者は、
2級の実技試験の全部、3級の学科試験及び実技試験の全部 - 技能五輪全国大会のウェブデザイン職種において、1級の技能検定合格者と
同等以上の技能を有すると認められ、技能証の交付を受けた者(※2)は、1級の実技試験の全部
(※2) 平成28年度以降に技能証の交付を受けた者に限る。
身体上の障害等に係る特別措置について
検定で必要な作業を単独で行えることが必要となりますが、
その他の必要なサポート状況の把握のため、受験申し込み前に、
予め検定事務局までお問い合わせ下さい。
ただし、いかなる場合もサポートを理由とした時間延長の措置はとられません。
受験申込・問合せ・願書申込み受付期間
- 受験申込・問合せ
インターネットスキル認定普及協会 - 願書申込み受付期間
①4月上旬~下旬頃まで
②7月上旬~下旬頃まで
③10月上旬~下旬頃まで
④12月下旬~翌年1月中旬頃まで(年4回)
ウェブデザイン技能検定3級の難易度とは?
合格率は60~70%と比較的高く、実務経験も求められないので
独学でも合格は十分に可能です。
2級・3級に求められる実務的要素も基本的なことのみが出題され、
初学者の方でもきちんと勉強をすれば独学で合格できるといわれています。
また、ウェブデザイン技能検定3級の試験は、年に4回受験可能です。
3ヶ月に1回の短いスパンで受験できることも合格率が高くなる要因のひとつかもしれません。
一度の試験で不合格だったとしても、足りなかった点のリカバリーが3ヶ月後の試験に間に合いやすいためです。
勉強時間は人によりますが、一般的には30時間ほどあれば良いといわれています。
初学者の方であれば、まずは1日1時間を1ヶ月という目安で勉強してみることをおすすめします。
ウェブデザイン技能検定試験対策
出題傾向から読み取る
ウェブデザイン技能検定では過去の試験問題によく似た問題が出題される
というのが定説になっています。
公表されている過去3年分の試験問題は重要な学習課題であり、
それは学科試験だけでなく実技に於いても同様です。
実技試験は6問出題された内から5問を選び、3問正解すれば合格ラインです。
繰り返しPCで練習しておけば大丈夫、
とは合格者の方々の一致した感想です。
過去問を解いて解答の突き合わせをしっかり積み重ねておくことが
合格への一番の近道と言えます。
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独学おすすめ書籍3選
受検対策参考書




ウェブデザインスキルの学習参考書


受験対策、ウェブデザインスキルの書籍3冊ずつご紹介させていただきましたが、
書籍以外に「ウェブデザイン技能検定対策講座」という
トレーニング用のDVDが教材として販売されています。
アテイン株式会社が通信販売で扱っていて、実技試験の演習には効果的との評判です。
まとめ
- 試験は年4回ある
- 独学でも合格を目指せる
- 試験対策は過去問中心
ウェブデザイン技能検定の取得は、Webデザイン未経験の方が就職・転職する際に役立つだけでなく、
Webデザイナーの方が自分のスキルを確認・証明する上でも有効です。
独学で不安がある方は、セミナーやスクールに通うのも手段の一つだと
思いますが、できることならお金はかけたくないですよね。
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尚且つ、自分の都合で学びに行けます。