CIW(Certified Internet Webprofessional)資格とは?試験概要と勉強方法を徹底解説!

CIW(Certified Internet Webprofessional)資格とは?試験概要と勉強方法を徹底解説!





フリーランスエンジニアのあなたにとって実績・ポートフォリオにあまり自信がない場合、資格ってあった方が良いのかな!?って思っていませんか?

そんなあなたにおすすめするのが世界的に通用する資格【CIW資格】です。

本記事ではCIW資格の概要や種類・勉強方法、そして資格を取得するメリットなどを解説します。


CIW(Certified Internet Webprofessional)資格とは?

CIW(Certified Internet Webprofessional)資格

CIW資格についてはまだ聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか。

Certified Internet Web Professionalといい、アメリカのCertification Partner社によって運営されている資格です。

まずは資格の概要と特徴から紹介します。

CIW(Certified Internet Webprofessional)資格の概要

CIWは1990年代中盤から始まりましたが、現在は全世界で20万人以上の資格取得者がいます。

CIW資格は特定のベンダー資格ではなく、WindowsやLinuxなど業界標準の技術や知識を対象として試験を実施しています。

つまりCIW資格を取得することは、ある特定の製品に特化した知識ではなく、その分野の技術や知識を総合的に持っているという証明になるのです。

この試験は学生や既にIT業界で働いている方も対象としたものであり、今では国際的に通用する資格の1つといえます。

将来的に海外でエンジニアとして活躍することを視野に入れている方にはおすすめの資格の1つです。

ちなみにCIW資格に有効期限はありません。

将来を見据えて時間のあるときに取得する、あるいは英語の勉強も兼ねて海外で働く直前に取得するなど取得のベストタイミングは人それぞれでしょう。

CIW(Certified Internet Webprofessional)試験の特徴

CIW資格には複数の種類がありますが、全試験共通で受験料は150米ドル(約16,000円)です。

またどの試験にも受験資格はありません。

CBT方式のテストで、全国の試験センターで受験できます。また試験終了後すぐに合否がわかります。

なかには英語での試験があるため、英語に苦手意識がある場合は注意が必要です。


CIW(Certified Internet Webprofessional)試験概要

CIW(Certified Internet Webprofessional)試験概要を解説していきます。

ホームページ・受験申込・問合せ

CIWウェブサイト

受験資格

制限なし

願書申込み受付期間

随時

受験料(税込み)

各科目 150米ドル

身体上の障害等に係る特別措置について

試験時間の延長、朗読者、次項に記載のない医療器具・補助具・医薬品等の試験室内での使用等は、事前の申請・承認が必要になります。

また、申請内容によっては、医師による診断書等が必要になる場合や、審査や承認等にさらに時間がかかる場合もあります。

試験内容

CIWウェブファンデーション・アソシエイト:CIW Web Foundations Associate(90問/90分)

  • ① Domain 1: Internet Business Associate
  • ② Domain 2: Site Development Associate
  • ③ Domain 3: Network Technology Associate

 

ウェブデザイン・プロフェッショナル

以下2つのスペシャリスト資格(CIW Web Design Specialist、CIW E-Commerce Specialist)を取得した時点で、CIW Web デザインシリーズのプロフェッショナル資格である 「ウェブデザイン・プロフェッショナル」と認定されます。

CIW Web Design Specialist(70問/75分)

Webサイト開発基礎

① Webサイト開発過程の要素の特定と管理
② Webサイトのプロジェクトおよびデザインと顧客の要求の合致
③ Web開発とデザインに関連する倫理と法律

Webデザイン要素

① ユーザの経験を高め、美しく質の高いサイトの開発、評価を行うためのWebデザイン要素
② ナビゲーション、ユーザビリティ、アクセシビリティを可能にするためのWebデザイン要素

基本的なWeb技術

① 基本的なHTMLとXHTMLを使用したWebページの開発
② Webページの構造、フォーマット、ユーザビリティを充実させるためのX/HTMLと拡張技術
③ 画像の作成とX/HTMLページおよびサイトデザインへの画像の使用
④ GUIサイト開発アプリケーションを使用したWebサイトの作成
⑤ Webサイトの公開と保守

応用Web技術

① Webサイトの質を高めるためのマルチメディアとプラグイン技術
② Webサイトの機能性を高めるためのクライアントサイド、サーバサイドプログラミング
③ Webページのデータベース接続
④ 効果的なインターネットマーケティング
⑤ フィードマネジメントサービスを利用したシンジケーションフィードの作成

CIW E-Commerce Specialist(72問/75分)

eコマースサイトの開発

① eコマースサイトの評価と利用者のユーザビリティの向上
② インスタント店舗サービスとスタンドアロンのeコマースソフトウェアの使用
③ eコマースサイトの開発とホスト
④ eコマースベースのラーニングソリューションの導入
⑤ eコマースサイトの在庫戦略と注文処理の戦略の導入
⑥ eコマースサイトの支払処理サービスの導入
⑦ ナレッジベースの開発

eコマースの技術とセキュリティ

① サプライやとの取引に対応した標準規格、eコマースフレームワークの定義と使用
② eコマースサイトのWebサーバソフトウェアの設定
③ eコマースサイトのパフォーマンス分析と改善
④ eコマーストランザクションの保護
⑤ eコマースサイトの保護

eコマースのビジネス、マーケティング、法律に関する問題

① 業務活動と収益創出にeコマースが及ぼす影響の理解
② eコマースの法律および行政の問題の理解
③ eコマースサイトの効果的なマーケティングの導入
④ 効果的な顧客サービス実現のための戦略の導入とeコマース運営における顧客関係管理

 

ウェブ開発・プロフェッショナル

3つの個別のスペシャリスト資格(CIW JavaScript Specialist、CIW Perl Specialist、CIW Database Design Specialist)を取得した時点で、CIW Web デザインシリーズのプロフェッショナル資格である 「ウェブ開発・プロフェッショナル」と認定されます。

CIW JavaScript Specialist(50問/75分)

Essential JavaScript Principles and Practices

① Identify characteristics of JavaScript and common programming practices.
② Work with variables and data in JavaScript.
③ Use JavaScript functions, methods, and events.

Intermediate JavaScript Programming Techniques

① Use JavaScript statements to control program flow.
② Use the JavaScript Document Object Model (DOM).
③ Use JavaScript language objects and create expressions.
④ Create and use custom JavaScript objects.
⑤ Debug and troubleshoot JavaScript code.

Applied JavaScript

① Use JavaScript to develop interactive forms.
② Modify X/HTML with JavaScript.
③ Address JavaScript security issues involving browsers and cookies.

JavaScript Technology Extensions

① Implement JavaScript libraries.
② Use JavaScript and AJAX to create interactive Web applications.

CIW Perl Specialist(50問/75分)

Perlの基礎

① perl実行パス
② print命令
③ スカラー変数数値・文字列変数など

プログラムフロー制御

① 条件式
② 比較演算子
③ 論理演算子
④ if文
⑤ 分岐命令
⑥ while文
⑦ do~while 文
⑧ for文
⑨ ループ制御
⑩ I/O制御など

正規表現

① パターン結合演算子
② 文字クラス
③ パターンマッチ
④ 置換演算子など

配列

① 配列値
② sort関数
③ foreach文
④ push関数・pop関数
⑤ shift関数とunshift関数
⑥ split関数
⑦ join関数
⑧ 待ち行列などを含む

ハッシュ

① 連想配列
② ハッシュ値へのアクセス
③ delete関数
④ keys関数
⑤ values関数
⑥ each関数
⑦ reverse関数など

サブルーチン

① 引数
② 戻り値
③ 変数範囲
④ リファレンスなど

ファイルの入出力

① ファイルハンドル
② open関数
③ read関数
④ getc関数
⑤ ファイル情報の検索
⑥ stat関数とlstat関数など

環境変数とコマンド行

① 環境変数
② コマンド行の引数など

packageとモジュール

① packageの使用
② BEGINとEND
③ モジュールの使用
④ use関数とrequire関数など

オブジェクト指向とPerl

① オブジェクト指向
② オブジェクトデータ・メソッド
③ メソッドの継承
④ デストラクタメソッドなど

Perlとデータベース接続

① データベースプログラミング
② DBI
③ DBD
④ データベース接続
⑤ 問合せクエリ
⑥ connectメソッド
⑦ SQL
⑧ DDL
⑨ DQL
⑩ DML、引用演算子など

Perlプログラムのデバッグ

① デバッグ
② -wスイッチ
③ strictモジュール
④ デバッガ
⑤ モジュラ
⑥ エラーの予防
⑦ エラーを防止するコーディング技法など

CIW Database Design Specialist(50問/90分 英語のみ)

Relational Database Fundamentals

① Identify basic database types and management systems
② List common database languages and their purposes, and identify language subsets of Structured Query Language (SQL).
③ Identify relational data modeling schemas, characteristics and manipulation

Relational Database Design and Application

① Identify the steps of the database planning life cycle
② Identify the activities in the conceptual design phase of a database

Normalization and Database Design

① Apply normalization techniques and processes
② Describe logical database design steps and practices
③ Interpret logical data models into a physical data model that can be implemented by a particular database management system (DBMS)

Structured Query Language (SQL)

① Identify SQL commands and syntax
② Create statements using Data Definition Language (DDL)
③ Form commands using Data Manipulation Language (DML)
④ Use Data Control Language (DCL) statements to control the access to data in a database and to grant users permissions for data operations

Relational Algebra and Databases

① Define and describe the use of relational algebra in order to create new relationships from existing database relations
② Compose joins in a database

Transactions, Currency Control and Database Security

① Create transactions and enable currency control
② Identify elements of database security

ウェブセキュリティ・スペシャリスト

CIW Web Security Associate 試験 に合格することによってアソシエイト資格を取得できます。

また、CIW以外の関連資格を1つ取得し、申請することにより、CIW Web Security Specialistに。

さらにCIW以外の関連資格をもう一つ追加し2資格で申請することによりCIW Web Security Professionalに認定されます。

CIW Web Security Associate(62問/90分 英語のみ)

① 企業のネットワークセキュリティポリシー
② 認証手続、暗号化標準と実装
③ ハッカーが操作するポートとプロトコル
④ 積極的な検出と回答/報告メソッド
⑤ ハッカー侵入の防止と管理

その他に資格・試験はこちらでご覧下さい。

合格基準

CIW Web Foundations Associate:満点中、63%以上の正答率で合格となります。
CIW Web Design Specialist:満点中、70%以上の正答率で合格となります。
CIW E-Commerce Specialist:満点中、68%以上の正答率で合格となります。
CIW JavaScript Specialist:満点中、75%以上の正答率で合格となります。
CIW Perl Specialist:満点中、75%以上の正答率で合格となります。
CIW Database Design Specialist:満点中、75%以上の正答率で合格となります。
CIW Web Security Associate:満点中、76%以上の正答率で合格となります。

試験日程

随時受験可能です。受験申込・問合せ先まで、お問合せください。

受験地

全国の認定テストセンター

合格発表日

試験終了後、即時

CIW認定の有効期限はありません。


 

4つのCIW資格について解説

4つのCIW資格

CIWの資格には試験概要でわかるように4つの種類があります。

  • 基礎分野
  • デザイン分野
  • 開発分野
  • セキュリティ分野

1つずつ解説していきます。
各分野の中でも、更に職業やレベルによって試験は分けられます。

基礎分野

90問90分の試験で、63%以上の正答率で合格です。

合格率は発表されていません。

出題範囲は幅広いですが、基礎的な内容のため取得しやすい資格です。

デザイン分野

デザイン分野には「Webデザインスペシャリスト」と「eコマーススペシャリスト」の2つの試験があります。

Webデザインスペシャリスト」は70問75分の試験で、70%以上の正答率で合格です。

Webサイトの開発基礎やWebデザイン要素、そして基本的なHTMLやXHTMLを使用したWebページの開発などの内容です。

eコマーススペシャリスト」は72問75分、68%以上の正答率で合格となります。

この試験ではeコマースサイトの開発やセキュリティ、それにeコマースビジネスに関する知識が問われます。

開発分野

開発分野には「JavaScriptスペシャリスト」「データベース設計スペシャリスト」「Perlスペシャリスト」の3つの試験があります。

JavaScript」は50問75分で、75%以上の正答率で合格です。

JavaScriptを使ったサイト構築など、JavaScriptの基本的な使い方を問われます。

データベース設計スペシャリスト」は50問90分で、75%以上の正答率で合格です。

データベースの構築や運用の基礎的な内容が問われます。

Perlスペシャリスト」は50問75分で、75%以上の正答率で合格です。

Perlの基礎からデータベースへの接続、それにプログラムフロー制御の問題が出題されます。

なかでもトレース問題や出力結果を問う問題が比較的多いといわれています。

セキュリティ分野

セキュリティ分野には「セキュリティスペシャリスト」試験があります。

セキュリティスペシャリスト試験は62問90分で、76%以上の正答率で合格です。

企業のネットワークセキュリティポリシーからハッカー侵入の防止と管理などの内容です。

総合資格

総合資格とは、いくつかのCIW資格を取得したときに認定される資格です。

例えば「Webデザインスペシャリスト」と「eコマーススペシャリスト」を取得した場合、自動的に「Webデザインプロフェッショナル」という資格が授与されるのです。

その分野について幅広く深い知識がある専門家であることを証明できます。

CIW(Certified Internet Webprofessional)資格取得のメリット

CIW(Certified Internet Webprofessional)資格取得のメリット
CIW(Certified Internet Webprofessional)資格取得のメリットについて解説していきます。

スキルを客観的に証明できる

資格を取得することでスキルを客観的に証明できることもメリットです。

資格を取得していることで、自身の体験談ベースではなく客観的にスキルや知識をもっていることを証明できるのです。

CIWの日本での認知度はまだそれほど高くはありません。

しかしNECや富士通などの大手企業も研修に導入していることから、企業から注目を浴びる資格の一つになってきています。

資格の認知度が高まれば高まるほど、案件を取得する際にも、転職をする際にも、資格はより有効になるのです。

海外でも役立つスキル

CIWはアメリカのIT標準に準拠した国際資格です。

そのため、言語に関わらず世界各国で通用する資格であるといえるでしょう。

フリーランスエンジニアにとって海外で働くことは、収入を上げるための選択肢の一つにもなります。

海外の企業に就職する際などポートフォリオや国際資格を持っていれば、多少言語で不自由をしても客観的にスキルのレベルを伝えることができるため便利なのです。


CIW(Certified Internet Webprofessional)資格の勉強法

CIW資格の勉強法

CIW公式教材があり、CIWカリキュラムや試験の出題範囲を完全に網羅した、CIWが発行・公認する唯一の教材です。

教材で扱われている内容は、様々なインターネットやウェブ規格に基づいた標準技術の知識と業界標準アプリケーションの運用スキルです。

各試験に対応した問題集がありますが、英語版のみとなっており日本語版はありません。

CIWは、国際標準資格の理念に基づき、できれば多くの方に、本来の英語版の公式教材で学習し、英語版の試験を受験することをおすすめしています。

CIW公式教材はこちら

日本で手に入る教材は以下になります。




CIW(Certified Internet Webprofessional)資格とは?まとめ

大手企業もCIW(Certified Internet Webprofessional)資格に興味を示し始めてきています。

海外のエンジニアから評価されやすいCIW(Certified Internet Webprofessional)資格、なかなか学習環境が揃ってない今だからこそ学ぶ方がいいのではないでしょうか。