【超難関】全国通訳案内士試験についてわかりやすく徹底解説!!

【超難関】全国通訳案内士試験についてわかりやすく徹底解説!!

全国通訳案内士試験に挑む方の為に、必要と思われる情報を全て詰め込みました。

全国通訳案内士試験の合格率、おすすめ勉強法、テキスト、参考書や問題集などを解説していきます。

「これからガイドになって外国の人達を案内する!」「日本文化を世界に向けて発信する!」と全国通訳案内士資格の取得に意気込む方は是非最後までお読みください。

本記事でわかる事
  • 「通訳案内士」とは?
  • 全国通訳案内士試験はどんな試験?
  • 通訳案内士試験ガイドラインは必ずチェック!!
  • 1次試験は何科目を受験すれば良い?
  • 2次試験は10分間の口述試験!
  • 全国通訳案内士試験の合格者数と合格率
  • 全国通訳案内士試験の準備と対策

上記の内容について解説していきます。



「通訳案内士」とは?


「通訳案内士」というお仕事はこれまであまり世間に浸透していませんでしたが、昨今のインバウンドの盛り上がりによって徐々に知名度を増してきています。

通訳案内士とは、簡潔に言うと、「訪日外国人のツアーガイド」です。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

  

全国通訳案内士試験はどんな試験?

全国通訳案内士になる為には、全国通訳案内士試験(以下、単に通訳案内士試験)を受験する必要があります。

この試験は、年齢、性別、学歴、国籍などに関係なく受験が可能で、1次試験と2次試験の2段階があります。

1次試験はペーパーテスト2次試験は面接試験になります。

例年、1次試験は8月、2次試験が12月にあります。

2021年度の試験スケジュール

願書受付期間2021年7月19日(月)~8月18日(水)
1次試験2021年9月26日(日)
1次試験の発表2021年11月11日(木)
2次試験2021年12月12日(日)(予定)
最終合格発表2022年2月4日(金) (予定)

毎年4月上旬に発表が予定されている「全国通訳案内士試験ガイドライン」で試験日程が全て公表されるようです。

通訳案内士試験ガイドラインは必ずチェック!!

「ガイドライン」という言葉は、初めて通訳案内士試験にチャレンジされる方からすると馴染みが薄いかもしれませんね。

ガイドラインは毎年度、試験の実施機関である、JNTO(日本政府観光局)が発表しているもので、その年度の試験科目、出題傾向、合格基準点や試験の一部免除の条件などが、事細かに記載されています。

それではなぜ、これを必ず読まなければいけないのでしょうか?

この通訳案内士試験という試験は、皆さんが予想する以上に、1年ごとに出題範囲やら、傾向やら、合格基準点やらが変わります。

受験する年の変更点を知らないまま対策を行うと、試験の役に立たない対策をしてしまうことに…。

そうならない為にもその年のガイドラインは必ずチェック!!です。

1次試験は何科目を受験すれば良い?


1次試験では以下の5科目で合格基準点以上を取得する必要があります。

2021年現在、「外国語」「日本地理」「日本歴史」では70点、「一般常識」「通訳案内の実務」はそれぞれ50点配分の各科目で30点以上を取得する必要があります。

1次試験の受験必須科目と合格点

全体の得点合格基準点
外国語(英語など)10070
日本地理10070
日本歴史10070
通訳案内の実務5030
一般常識5030

【重要】合格基準点は変動します

合格基準点が定められている1次試験ですが、この合格基準点はなんと、下がったりすることもあります。

「実際の平均点と著しく乖離した科目については、点数調整されることもある」

という旨の一文が、毎年ガイドラインに明記されているほどです。

2次試験は10分間の口述試験!

  • プレゼンテーション問題
  • 通訳案内の現場で必要となる知識等に関する外国語訳
  • 全国通訳案内士として求められる対応に関する質疑

2次試験は大きく分けて、「日本文化に関するプレゼン」の問題と、「外国語訳」問題、そして「実際のガイド現場で求められる知識や対応に関する質疑」の3セクションに分かれます。

英検などの2次試験をイメージして頂くと分かりやすいかと思いますが、口述試験では、語学力に加え、ガイドとしてのホスピタリティなども評価項目になりますので、注意が必要です。

全国通訳案内士試験の合格者数と合格率

  • 2005年からの15年間の平均合格率は16.3%
  • 2016年度の合格率は21.3%で易しくなるかと思いきや2017年度には15.6%と再び難化
  • 2019年度の合格率は15年間過去最低の8.5%!通訳案内士法改正の影響を受けて難関な国家資格へ逆戻り?

2005年からの13年間の合格率の平均は17.4%となっています。

2016年は21.3%と上向きだったのに対し、2017年は15.6%と再び難化の兆しを見せました。

そして通訳案内士法が改正されて以降、2019年には合格率は過去15年のうち、最低となる8.5%となりました。

実施年受験者数合格者数合格率
2020年5,078人489人9.6%
2019年7,244人618人8.5%
2018年7,651人753人9.8%
2017年10,564人1,649人15.6%
2016年11,307人2,404人21.3%

全国通訳案内士試験の準備と対策


全国通訳案内士試験の準備と対策法を紹介していきます。

「外国語」の準備と対策

どの言語も基本的に観光に関する内容の問題ばかりです。

受験言語によって出題内容・方式が異なるため、具体的な対策方法は省略しますが、歴史や観光分野に関する語彙を増やすようにしましょう。

英語試験については、TOEIC®や観光英語検定の勉強も対策になります。

以下の記事を参考にしてください。

「日本地理」の準備と対策

日本地理では地図問題が頻出します。

47都道府県の位置が正確にわからないと、まず解けません。

観光名所や温泉地、特産物などについて、位置関係も把握する必要があります。

白地図を用意してどんどん書き込んで覚えてくのがおすすめです。

以下のような本もおすすめです。

「日本歴史」の準備と対策

一般的な日本の歴史だけでなく、文化史や文学史まで偏りなく出題されます。

日本史全体の一連の流れを把握しておくことが大切です。

まずは、以下のような参考書を何度も繰り返し読んで、流れを頭にインプットしましょう。


文化史については、神社仏閣、仏像が重要です。

「一般常識」の準備と対策

現代日本の産業・経済・政治や文化に関する一般常識です。

テレビや新聞などで、観光・社会分野に関する話題に幅広く注目してください。

例えば、経済連携協定に関する問題が出ることもあれば、アニメやドラマの舞台となった都市を答える問題が出ることもあります。

センター試験の現代社会をざっくりと勉強するのもおすすめです。

以下のような本もおすすめです。

「通訳案内の実務」の準備と対策

2018年度試験から導入された新科目のため、はっきりとした出題傾向がまだ読めません。

内容は法令や旅程管理など、「通訳案内の現場において求められる基礎的な知識」とされています。

また、試験範囲は原則として「観光庁研修のテキスト」となっているため、これを一通り読み込んでおくことが一番の対策になります。

次におすすめ参考書・問題集を紹介していきます。

全国通訳案内士試験直前対策

  • 1冊で全てを網羅。
  • 構成もわかりやすいです。
  • 地理は各都道府県別、歴史は時代ごと、一般常識はテーマ毎。
  • 適度に写真もあって楽しめます。

全国通訳案内士試験過去問題集


正解だけでなく不正解部分の解説や周辺知識のまとめなどもあり、充実。

英語で説明する日本の文化必須表現グループ100

  • 日本のことを説明するための言い回しが100項目。
  • 日本のことを英語で紹介するのに使える表現ばかり。
  • 英文例が豊富で全て、日本の歴史・地理・一般常識に関係する内容なので知識の復習にもなります。

るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科

created by Rinker
¥1,430 (2022/05/29 19:59:19時点 Amazon調べ-詳細)
  • 各都道府県の概要と主要観光名所を知るのに役立ちます。
  • 上の直前対策や問題集で位置が不明な名所を確認する際の補完になります。
  • 主要名所の位置・写真は必須です。

るるぶ地図でよくわかる47都道府県の歴史大百科

created by Rinker
JTBパブリッシング
¥1,540 (2022/05/29 00:25:31時点 Amazon調べ-詳細)
  • 上記の歴史版です。
  • 主要な歴史上の出来事を地図で学べます。
  • 歴史上の出来事や有名寺社・城の位置も必須です。
  • 寺社・城は写真も必須。
  • 付録の年表も分かりやすいです。

旅地図 日本

  • 上記2冊よりも詳細です。
  • 都道府県別ではなく観光地別。
  • 地理と歴史の問題に登場する名所が満載。
  • 世界遺産や国宝・重伝建などの情報も豊富です。

関連記事