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高圧ガス販売主任者試験って難しい?気になる合格率とおすすめ勉強法とは?

悩んでる人

・「高圧ガス販売主任者試験って難しい?」
・「高圧ガス販売主任者試験の合格率は?」
・「試験対策におすすめなテキストって?」
・「どんな感じで勉強したらいい?」

上記のような悩みや疑問を解決できる記事を用意しました!

結論から申し上げると、試験合格率は平均50%越えで比較的簡単な試験と言えます。

また、近年の高圧ガス販売主任者の年収は、一般的な年収より高めとなっていますのでガス販売関連の企業に就職・転職を検討しているなら早めの取得をおすすめします。

Ryo

本記事でわかること

  • 高圧ガス販売主任者とは?
  • 高圧ガス販売主任者試験難易度と合格率
  • 試験対策におすすめな勉強法・テキスト

上記の内容について解説していきます。

高圧ガス販売主任者とは?

高圧ガス販売主任者
高圧ガス販売主任者とは、 高圧ガスの販売事業所で高圧ガスの販売に関わる保安業務を行う国家資格です。

高圧ガスを販売する事業所では、高圧ガス販売主任者を選任しなければならないと「一般高圧ガス保安規則」で定められています。

高圧ガス販売主任者の資格は「第一種」と「第二種」の2つに分かれており、それぞれの種類では扱える高圧ガスの種類が以下のように異なります。

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第一種アセチレン、アルシン、アンモニア、塩素、クロルメチル、五フッ化ヒ素、五フッ化リン、酸素、三フッ化窒素、三フッ化ホウ素、三フッ化リン、シアン化水素、ジシラン、四フッ化硫黄、四フッ化ケイ素、ジボラン、水素、セレン化水素、ホスフィン、メタン、モノゲルマン、モノシラン
第二種 LPガス

ここで注意していただきたいのは、 第一種と第二種の間に上下関係はないということです。

そのため、第一種の方が第二種より難しいというわけではなく、第二種の資格を取得しないと第一種の資格を取得できないというわけではありません。

また、扱える高圧ガスの種類も第一種の方が多いですが、第一種は第二種のLPガスを扱うことはできません。

第一種と第二種は、他の資格によくあるような「1級」「2級」といった上下関係はないので注意が必要です。

詳しくは下記に書いてあります。

高圧ガス販売主任者試験難易度と合格率

高圧ガス販売主任者試験難易度と合格率
高圧ガス販売主任者の試験の 合格率は、第一種・第二種ともに55%程度です。

半数以上の人が合格できるので、難易度は低いと言えます。

第一種販売主任者試験合格率

実施年受験者数合格者数合格率
2021年3,0771,80758.7%
2020年2,4551,21949.7%
2019年2,8731,51552.7%
2018年2,6571,57859.4%

第一種販売主任者試験内容

  • 法令
    五肢択一式 20問:60分
    高圧ガス保安法に係る法令
  • 保安管理技術
    五肢択一式 20問:90分
    高圧ガス(液化石油ガスを除く)の販売に必要な通常の保安管理の技術

各科目とも満点の60%程度の得点で合格となります。

第二種販売主任者試験合格率

実施年受験者数合格者数合格率
2021年8,0074,29753.7%
2020年6,8883,77154.7%
2019年7,7194,33556.2%
2018年8,4964,93958.1%

第二種販売主任者試験内容

  • 法令
    五肢択一式 20問:60分
    高圧ガス保安法および液化石油ガス法に係る法令
  • 保安管理技術
    五肢択一式 20問:90分
    液化石油ガスの販売に必要な通常の保安管理の技術

各科目とも満点の60%程度の得点で合格となります。

試験対策におすすめな勉強法・テキスト

試験対策におすすめな勉強法・テキスト
この試験は過去問の焼き直しが多いため、過去問を回すだけで受かります。

「法令」は暗記あるのみ。

「保安管理技術」も計算問題以外は基本暗記です。

計算問題は高校化学のモル濃度の計算などが出てくるため、人によっては苦手に感じるかもしれません。

ただ、その場合は捨ててしまって問題ないです。

20問中12問取れれば合格なので、計算問題を1,2問落としたところで他の分野でカバーすればいいわけです。

高圧ガス第一種販売主任者おすすめテキスト

高圧ガス第二種販売主任者おすすめテキスト

また、高圧ガス保安法については、総務省行政管理局が提供している「法令データ提供システム」から独学で学べます。

まとめ

受験資格がなくても、高圧ガス販売主任者の試験に挑戦できます。

近年の高圧ガス販売主任者の年収は、一般的な年収より高めといえます。

ボンベの配送や充填作業のために販売ルートを回りますが、その際の歩合が給与に加算されるようです。

冬場は訪問件数が多くなるため、歩合も増えるでしょう。

効率よく担当地域を回れると、より多くの成果報酬が得られることになります。

未経験の場合の固定給は低めですが、成果報酬の歩合が加算されることで給与額が上がり、勤続2年目でも高収入が期待できます。

このように有資格者には給与や待遇面での優遇措置を取る企業が多いことからも、高圧ガス販売主任者は非常にニーズの高い仕事であり、将来的にも安定する資格だと言えます。

学生さんや、就職・転職を検討してる方は、高圧ガス販売主任者に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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