チェーンソーで伐木するには資格って必要?無資格でもいいんじゃない?

ホームセンターなどでよく見かけるチェーンソー。

大きな家で庭の手入れが大変だからチェーンソーで庭の木の手入れをしちゃおって思っても資格が必要なのかどうかで悩んで諦めたことありませんか?

また、DIYで木材切る作業したくても不安になりますよね。

今回は、チェーンソーで伐木するのに特別な資格が必要なのか、チェーンソーの使い方や講習の内容や資格の注意点、使うときに知っておくと便利な基礎知識などご紹介していきます。





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チェーンソーを扱うには資格が必要?

チェーンソーを扱うには資格が必要
チェーンソーを扱うときが「個人での使用なのか?」「仕事として使用するのか?」にわかれます。

ハッキリ言って、「個人で使用する場合」にはチェーンソーを扱う際には資格は必要ありません。

庭の木やDIYをやりたい放題できます。

しかし仕事でを使う場合は資格(特別教育の受講)が必要です。
受講せずにチェーンソーを使った仕事をすると罰則の対象になるので注意!

また、仕事で使用する際は法律で定められた特別教育を受講して、証明書を勤務先に提出する必要もあります。

チェーンソーによる伐木等特別教育をうけるには?


チェーンソーによる伐木等特別教育とは、仕事としてチェーンソーを使った伐木をする際に、事前に受講することが義務付けられている講習です。

講習は、都道府県労働局登録教習機関、企業事業所等で実施されます。

※改正前の特別教育(大径木伐木・安衛則第36条第8号と小径木伐木・安衛則第36条第8号の2)を修了している場合は、科目の受講を一部省略することができます。(参考:厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署

ホームページ・受験申込・問合せ

受講資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

願書申込み受付期間・受験料

15,000円~25,000円程度

※受付・受講日は実施機関により異なります。

受講内容

学科(9時間)

  • 伐木等作業に関する知識:4時間
  • チェーンソーに関する知識:2時間
  • 振動障害及びその予防に関する知識:2時間
  • 関係法令:1時間

実技(9時間)

  • 伐木等の方法:5時間
  • チェーンソーの操作:2時間
  • チェーンソーの点検及び整備:2時間

講習内容について詳しく解説していきます。

  • 「伐木等作業に関する知識」:実際に木を切る方法や伐倒の合図、ケガを予防する防護服の知識などを学びます。
  • 「チェーンソーに関する知識」:チェーンソーの種類や構造・整備の方法・目立ての仕方です。
  • 他の2項目ではチェーンソーの使用によって起こる健康被害や、関連する法律についてです。

実技の項目については、木の切り方や防護服の着用方法など、伐採の仕事に必要な基本技術を身に付けます。

講習前に学びたい方は、以下の動画を参考にしてください。

チェーンソーを安全に使うには?

個人での使用の場合、特別教育は受講しなくても大丈夫なんですがチェーンソーは正しい使用方法を守らないと、大きな怪我を引き起こす危険な工具です。

使うときは十分安全に気を配り、健康を害さないように気を付けましょう。

個人でチェーンソーを使用する場合は、周囲の樹木や機械に服が引っかからないように作業に適した作りになっている作業服がおすすめです。


仕事としてチェーンソーを使用する場合は、足を切断から守る防護服の着用が義務づけられています。

軽くて高機能な素材で作られており、季節を問わず快適に作業できます。手首や足首などの袖口が締まっているので、防護性が高いのも特徴です。

ほかにもヘルメットを着用して頭部を保護する・防じんマスクで粉を吸い込むリスクを減らす。
目やつま先などおろそかになりやすい場所も、ゴーグルや安全靴を装備すれば保護できます。


チェーンソーを扱う基礎知識

チェーンソーを扱う基礎知識
上記で紹介した動画の内容と多少かぶりますが、あらためてチェーンソーを安全に使うため事前の点検からエンジンの始動・停止までの流れを解説していきます。

使う前の点検方法

本体やハンドルに汚れがないか・本体のスイッチが正しく動作するかを確かめます。
チェーンブレーキの動作を確認して、強制停止できるかもチェック。

ほかにもエンジンを動かすための燃料が入っているか・部品が正しく付いているか・ネジはゆるんでいないかなど、一つひとつ確認していきます。

全体的な確認が終わったら、取り扱い説明書を読んでソーチェーンの目立てを行います。

「目立て」とは刃を研ぐことです。目立てをしないとソーチェーンがうまく動かず、木材を思った通りに切れません。

刃が付いている部分の作業ですので、手袋を着用して行います。

エンジンの始動方法

エンジンをかけるときは平らな場所に本体を置き、刃に物が当たらないように周囲をよく確認してください。
床に刃が当たらない場所で行います。

左手で前側のハンドルを握り、リアハンドル型は右足でリアハンドルの下側を踏んで固定しながら右手でスターターを引きます。トップハンドル型の場合は右ひざで本体を固定してから、スターターを引きましょう。

チェーンブレーキを搭載している場合は、エンジンがかかったら解除します。
チェーンソーは使用中にオイルが出てくるため、エンジン始動後にオイルが出ているか確認します。
しっかり出ていないと刃こぼれの原因になるので要注意です。

エンジンの停止方法

エンジンを停止させるときは切断している木材から離れ、アイドリング状態になったところを確認してからスイッチを切ります。製品によって停止ボタンで止まるものや、レバーやハンドルで調整するものがあるため、あらかじめ取扱説明書で確認しておきましょう。

作業が終わったときだけではなく、チェーンソーから離れる場合も必ずエンジンを停止させてから離れるようにしましょう。

まとめ

チェーンソーを個人の趣味で扱う場合には、「チェーンソーによる伐木等特別教育」の講習を受講する必要はありませんが、DIYなどでチェーンソーを頻繁に扱うかも?って思う方は、自分の身の安全の為にも講習を受講してみてはいかがでしょうか。