
日商簿記2級独学で試験対策!独学おすすめ過去問、テキストについて徹底解説!
これから資格を取れば?と言っても、「どれくらい勉強をすればいいのか」「合格できなかったら時間の無駄ではないか」といった事をボヤいています。同世代の女性の方や、シングルマザーの方なら余計に考えちゃいますよね。 しかし、仕事の知識や経験がなくても、ゼロから取れる資格はいくつも存在します! 今回は、日商簿記2級という資格についてご紹介します。
今回は、独学で試験対策するときに、役立つ過去問、テキストをご紹介します。
最近の、日商簿記2級試験が難しくなってきて独学でチャレンジしようとしてる方には、 「テキスト読んでもなかなか理解できない」「標準原価計算…読みだしたらカオスの始まり」 「工業簿記の仕訳が…」「連結財務諸表…」こんな状態に陥り、勉強が捗らなくなっていませんか?
日商簿記2級独学で一発合格するためには?
独学なので、重要になってくるのは、過去問、テキスト選びだと思います。
しかし、いざ書店に行くと「日商簿記2級」の教材が、ずらりと棚に並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。
教材を選ぶ際は、以下のことを参考にしてみてください。
日商簿記2級のテキスト選びのポイントは?
- 読みやすいテキストを選ぶ
テキストを読み比べ、内容がスーッと頭に入りやすいものを選びましょう。 - なるべく薄いテキストを選ぶ
試験範囲はとても広いため、頻出ポイントを押さえた薄いテキストを選びましょう。 - 難しい用語にフリガナがふってあり、解説がついている
難しい用語が多いので、少しでもスムーズに進められるよう、フリガナがふってあり、解説がついているテキストがおすすめです。 - イラストや表でわかりやすく説明している
イラストや表を使うことで、簡潔に説明しているものを選びましょう。 - カラーで見やすい
カラフルで見やすいテキストは、重要ポイントも分かりやすく、理解度・効率が上がります。
日商簿記2級の過去問選びのポイントは?
- 平成28年6月以降の過去問をなるべく多く収録している
日商簿記2級は、平成28年6月の検定試験から出題区分が新しくなりました。
過去問題集を選ぶ際は、平成28年6月以降の過去問が収録されているものを購入しましょう。
- 解説が丁寧なものを選ぶ
書店で実際に解説を読み、分かりやすいものを選びましょう。
- 試験によく出る問題に印がついている
「A(よく出る)」「B(出る)」「C(たまに出る)」など、頻出問題に印がついていると、学習の効率が一気に上がります。
日商簿記2級教材選びの注意点とは?
- 1種類のテキスト・問題集を使う
- 解説が分かりやすい(色使いが良い)
- 売れ行きが良い(よく見かける)
- 簡単すぎず、難しすぎない
順に解説していきます。
1種類のテキスト・問題集を使う
勉強をしていると、「このテキスト分かりづらい…」という理由で、他のテキストまで購入される方がいます。
しかし、これは時間・お金のムダになるので、出来る限り避けましょう。
初めはテキストの意味が分からなくても、何度も学習することで理解できるケースがあります。
また、現代ではGoogle検索やYahoo知恵袋で検索をすれば、情報はたくさん出てきます。
購入時にじっくりと「自分が信用できるテキスト」を選別し、購入したらそれを信じて最後まで使い続けることが大切です。
- 同じ論点を何度も重複して学習することになり、非効率
- テキストによって表現が異なり、混乱を招く
- 物理的に教材が増えると、進捗管理が大変になる
解説が分かりやすい(色使いが良い)
一人で学習している時、分からない事だらけでは、どうしてもモチベーションが下がります。
モチベーションが下がると、次第に勉強しなくなり、挫折してしまう可能性が高まります。
テキストの中身が白黒だったり、「会計基準」「条文」のまま(噛み砕かずに)解説されていると、どうしても頭に入りません。
独学する際は、「解説の分かりやすさ」が重要!!
書店で購入する場合は、必ず中身を見て「見やすい・分かりやすいテキスト」を選びましょう。
売れ行きが良い(よく見かける)
大きな書店に行くと「あれ?こんなテキストあるの?」って手に取ってしまうマイナーなテキストがあるかと思います。
しかし、中身を読んでみてもイマイチ解説が分かりづらかったりしますので、教材は、できるだけ有名で売れ行きが良い(よく見かける)ものを選びましょう。
売れているテキストは「分かりやすいから」売れているのです。
簡単すぎず、難しすぎない
最後に、内容が簡単すぎず・難しすぎない教材を選びましょう。
内容が簡単すぎると、本試験レベルに到達できず、合格が困難になります。
内容が難しすぎると、重要性の極めて低い論点まで学習することになり、勉強時間が長引きます。
ご自身で判断することが困難な場合は、次にご紹介するオススメ教材を選んでいただければ、間違いはないと思います。
今回も現役で働いてた女性が、結婚、出産を期に仕事を辞めて再就職しようと思う際に 役立つ資格のご紹介です。 宅地建物取引士という資格、本屋さんなどでよく「宅建」って略されたのをよく見ますね。 宅地建物取引士とは、どんな資格で、どんな仕事をするのかまとめてみました。
日商簿記2級おすすめ過去問・テキストランキング
テキスト・過去問はなるべくセットで揃えることをお勧めします。
スッキリわかる日商簿記2級シリーズ:おすすめ教材ランキング1位
良い点
- 色使いが良く、脳にスムーズにインプットされる。
- コンパクトなので、携帯性◎
- 解説が非常にわかりやすい。
- 確認テストに、無料Web講義が付いている。
- 安い。(合計 ¥3,080円)
悪い点
- 重要性の低い部分は記載されていない。
おすすめテキストの1位はこちらです。
出版は、TACという業界最大手の資格スクールです。
さすが最大手だけあって、内容は非常に読みやすく、分かりやすく、頭に入りやすいです。
更にビックリなのが、確認テストには無料Web講義まで付いてくるという点。
TACの受講生でないにも関わらず 無料で講義が受けられるのですから、至れり尽くせりですね。
デメリットは、マイナーな論点をカットしている点。
ですが、まず試験に出るような論点ではないので、実質デメリットはないかと。
教科書・問題集はこちらを選んでおけば、まず間違いと思います。
みんなが欲しかった簿記の教科書シリーズ:おすすめランキング2位




良い点
- 全範囲をカバーしている。
- カラフルで非常に見やすく、読みやすい。
悪い点
- ボリュームが多い。
- 解説がややむずかしい。
- 冊数が多く、持ち運びに不便。
- すこし高くなってしまう(3,500円くらい)
こちらもTACのテキストです。
カラフルで 非常に読みやすいのが特徴です。(全テキストの中で、最も読みやすいです。)
ただ、肝心の「解説」がやや難しく、もう少し分かりやすければ…という感じです。
冊数も増えるので携帯性が損なわれるほか、値段も若干高くなる点も良くない点です。
合格テキスト・トレーニングシリーズ:おすすめランキング3位








良い点
- 全範囲をカバーしている。
悪い点
- ボリュームが多い。
- 解説がやや不親切。
- 冊数が多く、持ち運びに不便。
- 高い。(合計 ¥8,470円)
こちらもまたまた、TACのテキストです。さすが大手!!
こちらのテキストは、実際にスクールの授業で使用されているそうです。
No.1スクールだけあって、内容は非常に細かな論点まで網羅されており、メモを取りやすいようにスペースが多くあります。
ただ、「独学には不向きである」と感じます。
理由としては、「説明不足」な部分がとても多い事。
独学をしていると、たとえば「減価償却とは?」といった素朴な疑問が浮かび上がります。
通常のテキストでは、そのような基本的な疑問に対して、とてもわかりやすい言葉で(誤解を恐れずに言えば、子供でも分かるような表現で)説明してくれます。
一方こちらのテキストは、あくまでスクールで「授業で用いる」ことを前提として作成されており、かみ砕いた解説は授業中に講師が口頭で話すことが前提なんでしょう。
独学で勉強する際には、こちらのテキストは解説がやや難しく、専門用語を用いた表現が多いです。
日商簿記2級おすすめ過去問ランキング
選ぶポイントは、ズバリ「解説のわかりやすさ」と「価格」です。
過去問は、正直どこも似たようなものです。(どれも同じ過去問なので、当然といえば当然ですね。)
先日、宅地建物取引士(宅建)の資格について 色々調べていくうちに、宅建とFP・ファイナンシャルプランナーという資格を取る事ができれば 不動産業・金融業界への就職・転職先が広がることがわかりました。 今回は、FP・ファイナンシャルプランナーという資格について解説していきたいと思います。
スッキリとける日商簿記2級:おすすめ過去問ランキング1位


良い点
- 色使いが良く、解説も分かりやすい。
- 比較的安い。(定価¥1,512円くらい)
- オマケで「予想問題集」が付いている悪い点
- 特になし。
他の過去問に比べて、収録数が少ないです。(全6回分)
が、問題なしだと思います。
理由としては、そもそも過去問は「傾向を掴むためのアイテム」だからです。
最新6回分も解いておけば、傾向は十分すぎるくらい掴めます。
そしてこちら、なんと予想問題集まで付いてきます。
※ただし、的中率は微妙かも。
予想問題集が付いていなかったとしても、このクオリティでこの価格は、おすすめNo.1です。
合格するための過去問題集 日商簿記2級:おすすめ過去問ランキング2位
良い点
- 収録回数が多い。(全12回)
悪い点 - サイズが大きく、携帯しづらい。
- 解説がやや不親切。
独学で勉強する方には、やや不向きかもしれませんが過去問を繰り返し練習したい方には
オススメです。
ズバリ合格!日商簿記2級 過去問完全解説集:おすすめ過去問ランキング3位
良い点
- 安い。(¥1,296)
悪い点
- 色使いがなく、読みづらい。
- 解説がやや分かりづらい。
まさに、the過去問って感じの過去問です。
過去問の収録数は全15回で、非常に量が多いですが、白黒で解説が読みづらく 分かりづらいため、独学で勉強されるかたには不向きです。
日商簿記2級オススメ予想問題集ランキング
独学で勉強する人には、予想問題集は外せません。
本番の的中率が非常に高いため、「最重要の教材」と言っても過言ではないでしょう。
イメージとしては、テキスト・問題集で60点までレベルアップさせ、予想問題集で80点までレベルアップする感じです。
TAC直前予想 日商簿記2級:おすすめ予想問題集ランキング1位


良い点
- 的中率が高い。
- 仕訳カード(単語カードの仕訳版)が付いている
- 解説が非常にわかりやすい。
- 解説動画を、無料で視聴できる。
悪い点
- 特になし。
1位は、TACの予想問題集です。
公式ホームページで的中率は8~9割とのことです。嘘だろ?と思われるかもしれませんが、
本当に結構当たります。
問題は全4回分付いており、加えて「仕訳カード」が付属しているのが特徴です。
電車での通勤・通学途中や、ちょっとした待ち時間などのスキマ時間に勉強ができます。
左上には穴が空いており、リングを通すだけですぐに使えます。
簿記2級おすすめ予想問題集ランキング2位


良い点
- 的中率が非常に高い。
- 解説が非常に分かりやすい。
- 全5回分 収録されている。
悪い点
- 特になし。
こちらは、より多く問題を解きたい方におすすめです。
この予想問題もかなりの的中率らしいです。しかもランキング1位よりも問題が多く
収録されていますが…
「解説動画」が付いていないので、2位にランク付けしました。
まとめ
今回ご紹介したランキングは、本屋さん、ネット上から調べ、私の独断と偏見ですので、もし、日商簿記2級を独学で勉強される方は、以下を事を重視して教材を選んでください!!
- 1種類のテキスト・問題集を使う
- 解説が分かりやすい(色使いが良い)
- 売れ行きが良い(よく見かける)
- 簡単すぎず、難しすぎない