臨床心理士とは?臨床心理士の資格や仕事内容・公認心理師との決定的違いとは?

臨床心理士の資格が転職に役立つのか、またこの資格の活かし方や、収入と将来性、合格率、おすすめテキスト、参考書や問題集、公認心理師との違いなどを解説していきます。

本記事でわかる事
  • 臨床心理士とは?
  • 臨床心理士の仕事内容
  • 臨床心理士資格は転職に役立つ?
  • 臨床心理士の収入と将来性
  • 臨床心理士公認心理師との決定的違い
  • 臨床心理士になるには?
  • 臨床心理士試験合格率
  • 臨床心理士試験おすすめテキスト・過去問

上記の内容について解説していきます。


臨床心理士とは?

現代社会では子どもからお年寄りまで、多くの人が「心の病」にかかっています。

1億総ストレス社会などと称されることもあります。

その原因は様々です。

激化する競争社会・管理社会によるストレス・パワハラ・セクハラ・対人関係によるストレス、高齢化社会による孤独・健康への不安、子どもの成長期における歪んだ心の発達などが考えられます。

自殺者25,427人、うつ病等の患者100万人以上、いじめ件数188,057件、完全ひきこもり23.6万人、小中の不登校者数約12万人など、あまり気持ちの良い数字ではありませんね。

臨床心理士とは、「心の病」が原因で身体の異変や生活上の問題が生じた人たちを、心理学的な手法を通して支援・サポートする専門職です。

つまり対象は「人の心」と言えるでしょう。

仕事の内容としては、対話(カウンセリング)を通して面接・観察・心理テストなどをおこない、患者の性格や問題点を明らかにし、いろんな専門的な手法(遊戯療法・箱庭療法・家族療法)などをおこなうことで、正常な心に改善できるように支援します。

基本は患者との1対1のカウンセリングです。

とにかく「話を聞く」のが中心の仕事とも言えます。

より良いアドバイスをするアドバイザーではありません。

患者の抱えている悩み・心配事・不安を取り除いて解決する仕事ではありません。

話を聞いているううちに、話をしている患者本人が自分の言葉から何かを気づくのを助けるのがカウンセリングの目的でもあります。

物事の解決は本人がするのが一番効果的だということです。

その解決に寄り添うのが臨床心理士の仕事です。

臨床心理士は医者ではないので、精神科医のように治療のための投薬は行えません。

あくまでもカウンセリングによる改善を目指します。

そもそも「臨床」とは?

臨床心理・臨床検査・臨床研究など、「臨床」とつく言葉はよく耳にするけれど、言葉としての意味をよくわかっていない人も多いのではないでしょうか。

臨床は「現場」や「実践的な」というような意味合いを持ち、医療分野においては患者さんに対して直接的な診察や診療をおこなうことを指します。

臨床心理士の仕事内容


臨床心理士は、心理検査(心理テスト)やカウンセリングなどの心理療法を駆使してクライアントの心の問題を解決に導いていきます。

臨床心理士のおこなう専門業務について、日本臨床心理士資格認定協会では以下の4種に分けて定義されています。

臨床心理士のおこなう専門業務
  1. 臨床心理査定
    種々の心理テストや観察面接を通じて、個々人の独自性、個別の固有な特徴や問題点の所在を明らかにすること。また同時に、心の問題で悩む人々をどのような方法で援助するのが望ましいか明らかにしようと、他の専門家と共に検討する。
  2. 臨床心理面接
    来談する人の特徴に応じて、さまざまな臨床心理学的技法(精神分析、夢分析、遊戯療法、クライアント中心療法、集団心理療法、行動療法、箱庭療法、臨床動作法、家族療法、芸術療法、認知療法、ゲシュタルト療法、イメージ療法など)を用いて、クライアントの心の支援に資する。臨床心理士の最も中心的な行為。
  3. 臨床心理的地域援助
    地域住民や学校、職場に所属する人々(コミュニティ)の心の健康や地域住民の心理的被害の支援活動を行うこと。また、一般的な生活環境の健全な発展のために、心理的情報を提供したり提言する活動も“地域援助”の業務に含まれる。
  4. 上記3つに関する調査・研究
    心の問題への援助をおこなっていくうえで、技術的な手法や知識を確実なものにするために、基礎となる臨床心理的調査や研究活動を実施する。

代表的な臨床心理学技法の概要

精神分析クライアントの思うままに話してもらうなどし、クライアントの心に浮かんだ一連の連想を手がかりに、心の奥底を分析していく。
週4日以上の面接が必要になるため、現在はあまりおこなわれていない。
遊戯療法おもに子どもを対象とし、言葉のやりとりではなく遊びを通して、心の問題やストレスをケアしていく。
クライアント中心療法「クライアントが中心で、カウンセラーは脇役」という考え方でおこなう療法。そのためカウンセラーは積極的な指示やアドバイスよりも、傾聴に比重を置く。
集団心理療法数名のグループでの対人交流や活動を通しておこなう療法。
集団に受容・承認される体験や社会性の獲得など、グループ内での相互作用が生まれる。
行動療法クライアントの行動をコントロールし、「こころ・精神」ではなく行動修正から精神疾患を治療していく。
認知療法「自分の考え方」や「ものの見方」など、そういった「自分自身の認知」を分析し、認知の歪みを修正することで症状の改善を図る。
家族療法家族や職場など、身近な人とのコミュニケーションに注目し、その領域にける悪循環を改善し、コミュニケーションを修正する心理療法。通常は家族とも面接をおこなう。
芸術療法絵画・音楽・写真などさまざまな芸術分野を通して自己表現をし、治療へと導いていくもの。

臨床心理士の主に働く場所


就業場所の割合を領域別でみると、「医療・保健領域」が最も多く41.9%、次いで「教育領域」が36%、「大学・研究所領域」が25.3%という結果でした。

ただし、臨床心理士は非常勤で働く人が多く、複数の領域で就業している場合があるため、上記のグラフは複数回答のものとなっています。

臨床心理士の仕事内容はどんな領域においても「心の問題の解決」というベースがありますが、領域によって職場や対象とするクライアントなどが異なります。

それぞれの働き方について解説していきます。

「医療・保健領域」

働く場所は主に病院とクリニックになります。

精神科や心療内科を中心に、総合病院では内科や外科などを横断的に対応することもあります。

仕事内容としては患者さんに対するカウンセリング・心理検査・集団精神療法など。基本的には主治医の指示に従い、検査やカウンセリングを実施し、所見を医師に伝えます。

「教育領域」

教育領域での、臨床心理士の代表的な働き方として「スクールカウンセラー」があげられます。

スクールカウンセラーは小学校~高等学校で働き、基本的には非常勤職員という扱いになります。

仕事内容は生徒・保護者・教職員とのカウンセリング、保護者や教職員向けの助言や研修、ストレスチェック等による予防的対応などです。

またスクールカウンセラーのほかにも、幼稚園で働くキンダーカウンセラー、自治体における教育相談室や教育センターなども教育領域に含まれます。

「大学・研究所領域」

大学・専門学校・研究機関などで働く臨床心理士は、主に教育や講義、心理系学問を発展させるための研究などをおこなっています。

これから臨床心理士を目指す学生の指導も重要な仕事です。

また、大学や専門学校に設置された学生相談室や教職員向けの相談業務もここに含まれます。

「福祉領域」

福祉領域においては児童相談所・療育施設・心身障害者福祉センターなど、臨床心理士の活躍の場は多数あり、こういった福祉施設では地方公務員として採用されることが多いです。

その中でも有名な職種として、児童相談所で働く「児童心理司」があります。

被虐待児とその保護者に対して心理検査やカウンセリングをおこない、心理状態の診断とその後の処遇を検討します。

「産業・組織・労働領域」

一般企業などに配置され、その組織に所属する人を対象とします。

メンタルヘルスケアの研修による予防、職場の悩みやうつ症状を改善するためのカウンセリング、回復した従業員へのケアなどを中心におこないます。

昨今は一般企業においてもメンタルヘルスケアが重要視されているため、今後も需要が伸びそうな領域です。

「司法領域」

司法領域とは、裁判所・少年院・刑務所・鑑別所・警察などを指します。

司法領域で働く場合も基本的には公務員としての勤務になります。

主な職種としては「家庭裁判所調査官」「法務教官」「保護観察官」などがあげられます。

いずれも臨床心理士の資格が必須というわけではなく、臨床心理士になるまでに学んだことを業務に活かすことができる職種といえます。

「私設心理相談領域(開業)」

臨床心理士としての「開業」が、この「私設心理相談領域」にあたります。

個人または組織でカウンセリングルームなどの心理相談機関を開設し、運営します。

利用者個人の心の問題から、家庭の問題、学校や職場での相談ごとなど、様々な心理的問題の課題解決に取り組みます。

臨床心理士資格は転職に役立つ?


元々臨床心理士は民間資格であり国家資格ではありません。

それゆえ病院などに必ず臨床心理士を置く必要はないという不安定な立場でした。

国家資格としての公認心理師が誕生した以上、今後は公認心理師が施設の配置基準に含まれる可能性が高くなるかもです。

また、公認心理師の仕事には保険点数が認められる可能性が高いので、病院としては公認心理師しか雇わなくなる可能性もあります。

例えば、障害児入所施設だと「心理担当職員」の配置が必要ですが、これが「公認心理師」の配置に変更される可能性もあります。

少なくとも、現状では万単位の多くの臨床心理士が心理職として働いているので、当面の間は臨床心理士と公認心理師はが共存する状態が続くでしょう。

しかし、今後は公認心理師にしかできない独占業務出てくるかもしれません。

そうなれば、最悪の場合、臨床心理士は排除され公認心理士取得者しか働けない仕事が増えることになります。

臨床心理士の資格だけでは転職には役に立ちそうにありません。

臨床心理士の収入と将来性


臨床心理士は、実は大量に存在約4万人(38,000名以上)していますが、臨床心理士を募集している就労先はものすごく少ないのが現実です。

求人の多くは欠員の補充ですが、非常勤の契約社員やアルバイトのような正規以外の募集がほとんどです。

臨床心理士になっても、アルバイトのような仕事に付ければまだいいほうで、当初の希望通り心理職の仕事に就くことができず、仕事とは関係のない他のアルバイト等で食いつないだり、業界をあきらめたりする人が少なからずいます。

ただでさえ飽和状態といわれている臨床心理士の世界ですが、公認心理師の誕生で増々将来性がなくなりつつあります。

これから病院や保健施設、福祉施設で、心理職として働こうと思ったら公認心理師でないと採用が難しくなる可能性が高いです。

臨床心理士の年収

日本臨床心理士会が定期的に発表している「臨床心理士の動向調査(第7回)」によると、2015年における臨床心理士の年収は、300万円台が最も多く19%、続いて200万円台が16.5%、400万円台が15.5%、500万円台が9.3%となっており、200~400万円台が約半数を占めていました。

※注意「不登校対策キャンプの相談員」「若者の就労支援」「通信高校のスクールカウンセラー」「調理師専門学校のスクールカウンセラー」「医療メディアの記事執筆」などの、5つの仕事を非常勤で掛け持ちして、年収にして約470万円ほどです。
関連資格:公認心理師なるには?

臨床心理士公認心理師との決定的違い


臨床心理士について語る上でどうしても避けて通れないのが公認心理師の存在です。

この記事を読んでいる人の多くは公認心理師についても意識していませんか?

臨床心理士と公認心理師の関係や、今後について、予想も交えて解説します。

臨床心理士・公認心理師の決定的な違い

臨床心理士は日本臨床心理士資格認定協会という民間団体が認定している民間の資格です。

1988年に誕生し、既に3万人以上の臨床心理士が誕生しています。

一方、公認心理師は、公認心理師法という国の法律に基づく国家資格です。

2015年9月9日に法案が成立し、第1回国家試験が2018年(平成30年)に実施されました。

合格発表が同年11月30日ですから、それ以降に公認心理師が誕生しました。

公認心理師が誕生した経緯と背景

日本では、様々な医療専門職の国家資格が存在します。

例えば、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士などです。

しかし、不思議なことに心理職といわれる医療の分野に従事するための国家資格は存在しませんでした。

一方で、民間の心理職関連の資格は多数存在します。

臨床心理士、学校心理士、臨床発達心理士などです。

その中でも臨床心理士は知名度・難易度ともに高く、民間資格とはいえ文部科学省の任用規程により、全国の教育機関に派遣されるスクールカウンセラーの資格要件とされています。

臨床心理士は医学系学会が認定する臨床専門医資格です。

また、日本看護協会が認定する専門看護師資格などのメディカルスタッフの資格要件としても掲げられています。

そのほか、防衛省職員の技官として、陸上・海上・航空の各自衛隊の衛生隊などに臨床心理士が配属されています。

以上のことからも臨床心理士は民間資格でありながら、非常に公共性の高い資格であることがわかります。

該当する国家資格がなかったことが大きな理由の1つと言えます。

そこで、公的に認める質の高い専門職として国家資格が必要であると叫ばれるようになったわけです。

臨床心理士をそのまま国家資格に格上げするなどという噂もありましたが、利害関係者の意見がまとまらず公認心理師が誕生する運びとなりました。

臨床心理士と公認心理師との違いは?

臨床心理士と公認心理師の業務内容はほぼ同じといえます。

違いとしては、臨床心理士は、必要に応じて医師との「連携」で業務をおこないますが、公認心理師は、法律の規定により「医師の指導の下」に業務をおこないます。

これは、臨床心理士は自由に業務をおこなえるというワケではなく、元々法律に資格の根拠がなかったというのが理由です。

資格の専門性という面においても正反対ともいえる違いがあります。

公認心理師は、「医師の指導の下」と明記されている以上、他の医療専門職(看護師、理学療法士、作業療法士など)を含むチーム援助や連携を前提とした専門性を目指して作られました。

一方、臨床心理士は、1対1の個別面接による心理療法を専門としています。

チーム援助や連携、個別面接はどちらも必要ですが、どちらに中心を置いて、専門性を発揮するかということについては正反対ともいえます。

臨床心理士になるには?

臨床心理士になるには、日本臨床心理士資格認定協会が主催する試験に合格する必要があります。

臨床心理士試験概要は以下となります。

ホームページ・受験申込・問合せ

公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会 
03-3817-0020

受験資格

  1. 本協会が認可する第1種指定大学院(修了後の心理臨床経験不要)を修了し、受験資格取得のための所定条件を充足している者
    (「新1種指定校」という)
  2. 本協会が認可する第1種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者
    (「旧1種指定校」という)
  3. 本協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者
    (「新2種指定校」という)
  4. 本協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後2年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得のための所定条件を充足している者
    (「旧2種指定校」という)
  5. 学校教育法に基づく大学院において、臨床心理学またはそれに準ずる心理臨床に関する分野を専攻する専門職学位課程を修了した者
    (「専門職大学院」という)
  6. 諸外国で上記1. または3. のいずれかと同等以上の教育歴および日本国内における2年以上の心理臨床経験を有する者
  7. 医師免許取得者で、取得後2年以上の心理臨床経験を有する者

※臨床心理士受験資格に関する指定大学院、専門職大学院一覧はこちらをご覧下さい。

「心理臨床経験」とは、教育相談機関、病院等の医療施設、心理相談機関等で心理臨床に関する従業者(心理相談員、カウンセラー等)としての勤務経験を基準としています。

なお、有給を原則とするので「ボランティア」「研修員」等は認められません。

願書申込み受付期間・受験料

  • 7月上旬~8月下旬頃まで
  • 30,000円(臨床心理士受験のための申請書類:1,500円別途)

試験内容

1次試験

筆記試験(多肢選択式:100題/2時間30分)
  • ① 心理学の基礎知識
  • ② 臨床心理士の基本業務(臨床心理査定・臨床心理面接・臨床心理的地域援助・それらの研究調査)の専門知識
  • ③ 臨床心理士に関する倫理・法律等の基礎知識
  • ④ 心理士の基本的な姿勢や態度
論述試験試験(小論文/1時間30分)
  • ① 心理臨床に関する1題のテーマについて、1,001字以上1,200字以内の論述記載

2次試験(口述面接試験)

1次試験合格者のみ。
  • ① 専門知識
  • ② 技術の習得度
  • ③ 臨床心理士としての基本的な姿勢・態度
  • ④ 専門家として最低限備えておくべき人間関係能力の実際

試験日程・受験地

  • 1次試験(筆記試験)・・・・10月上旬頃
  • 2次試験(口述面接試験)・・・・11月中旬頃
  • 東京

合格発表日

12月下旬頃

認定料:50,000円

合格後の更新について

臨床心理士の有効期間は5年間です。

更新するためには、所定の教育研修機会における心理臨床活動や、研修を受け、5年間で15ポイント以上取得することで継続することが可能です。

ポイント取得に関しては、

  • 協会が主催する研修会
  • 日本臨床心理士会や各都道府県単位の臨床心理士会が主催する研修会

のいずれかを含む3群にわたってポイントを取得する必要があります。

上記の活動や研修等での報告(参加証明書、参加章、領収証が必要)をしなかった場合は、特別な理由(長期海外留学、出産・育児等)を除き、登録の一時停止または抹消等の措置がとられます。

詳しくは、臨床心理士資格更新制度をご覧下さい。

臨床心理士試験合格率


2020年の臨床心理士試験の受験者数は1,789人。

そのうち合格者は1,148人で合格率は64.2%でした。

過去5年間の合格率は平均64%となっていますが、受験者数は減少傾向にあります。

実施年受験者数合格者数合格率
2020年1,789人1,148人64.2%
2019年2,133人1,337人62.7%
2018年2,214人1,408人63.6%
2017年2,427人1,590人65.5%
2016年2,582人1,623人62.9%

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まとめ

今後の臨床心理士はどのような立ち位置になっていくのか、公認心理師とどのように差別化が図られていくのか、などはいまだ未知数です。

しかし国家資格という明確な基準ができたことで「公的機関においては公認心理師資格を持っていることが雇用の要件となる可能性も高い」という声もあります。

さらに今後は、診療報酬における心理職が、公認心理師のみに統一化されます。

今後の臨床心理士の立場が不透明である以上、これからは臨床心理士のみでなく、並行して公認心理師の資格取得も目指すことをおすすめします。

公認心理師になるには?

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