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診療報酬請求事務能力認定試験とは?独学おすすめテキストってある?

医療事務の1つである診療報酬請求事務能力認定資格。

今回は、診療報酬請求事務能力認定試験の資格が転職に役立つのか、収入と将来性、合格率、おすすめテキスト、参考書や問題集などを解説していきます。

Ryo

本記事でわかること

  • 診療報酬請求事務能力認定試験独学おすすめテキスト、参考書や問題集
  • 診療報酬請求事務能力認定試験とは?
  • 診療報酬請求事務能力認定資格は転職に役立つ?
  • 診療報酬請求事務能力認定資格の将来性
  • 診療報酬請求事務能力認定試験合格率
  • 診療報酬請求事務能力認定試験概要

上記の内容について解説していきます。

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診療報酬請求事務能力認定試験独学おすすめテキスト、参考書や問題集


診療報酬請求事務能力認定試験を独学で勉強するには、テキストは必要です。

また、診療報酬請求事務能力認定試験は、診療点数早見表の持ち込みは可能なので、試験を受ける時の点数表を用意した方が良いです。

診療点数早見表 2021年4月増補版: [医科]2021年4月現在の診療報酬点数表 (2021年4月増補版)


レセプト作成をする時に、点数表を開いて点数を拾って計算を行うので、調べやすいように付箋をつけた方が使いやすいです。


実際に医療事務の仕事についた時、必要な1冊です。


わからないことがあった時に調べるのに便利です!


紙タイプのもありますが、フィルムタイプの方が使いやいです。

最新 医療関連法の完全知識 2021年版: これだけは知っておきたい医療実務100法 (2021年版)


医療に関する法律の問題が出題されるので、この1冊で勉強出来ます。

保険診療 基本法令テキストブック  医療保険制度の概要と関係法令


保険診療、請求事務に必要な基礎知識や診療報酬の請求・支払いのしくみ等がコンパクトに解説されているテキストです。

『診療報酬請求事務能力認定試験』 受験対策と予想問題集 


過去5回分の過去問と解説が載っている1冊です。


実際過去問を解くことで、自分が理解しているか?理解していないか?気づくことも出来ます。

 医療事務[診療報酬請求事務能力認定試験(医科)]合格テキスト&問題集


合格実績多数の講師の対策ポイントと別冊で点数早見表も載っているテキストです。


よく出る点数を調べるのに実際試験に持ち込みのも便利だと思います。

ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集


文字通り、独学で学ぶためのテキストと問題集です。


点数早見表も載っています。


図や表で解説しているのでわかりやすいと思います。

レセプト作成テキストブック 医科 


外来レセプト作成と入院レセプト作成の勉強になるテキストブックです。

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診療報酬請求事務能力認定試験とは?


医療事務管理士は、診療や検査内容、投薬などを保険点数に換算して、診療報酬明細書を作る医療事務担当者で、事務の方面から医療の現場をささえる重要な仕事です。

その資質向上を目的に診療報酬請求事務能力認定試験があり、実技試験では現場を想定した実務能力が判定されます。

病院や診療所で働くスタッフは、医師や看護師だけではありません。

事務方として彼らを裏から支える医療事務も、医療現場の重要なメンバーです。

医療事務の仕事に特別な資格は必要ありませんが、「レセプト」の作成など高度な専門知識が必要になるため、資格を持っていたほうが就職・転職に有利になります。

診療報酬請求事務能力認定試験は、医療事務の民間資格のひとつです。


同様の資格に、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)もあります。

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診療報酬請求事務能力認定資格は転職に役立つ?


診療報酬請求事務能力認定試験はかつて厚生労働省が認定する公的資格であったため(2005年に制度は廃止)、医療機関からの評価も高く実務経験者が取得すれば転職が有利になるメリットがあります。

また、合格者は未経験であっても一定の評価を受け、就職や転職が有利になる可能性があります。

中には資格手当などを支給する病院もあるようです。

そのため、未経験者だけではなく、既に病院で実務経験を積んでいる人も受験します。

医療事務系の資格の中で唯一、取得しても損が無い資格といえます。

診療報酬請求事務能力認定資格の将来性


人手不足が問題視される看護師と異なり、医療事務の希望者は増えています。

人気の理由は、勤務時間が安定しており、長く続けられる仕事である点です。

特に、結婚や出産でいったん退職したあとでも復職がしやすいので、女性にとって働きやすい仕事だと見なされています。

一方で、希望者の多さのわりに人の入れ替わりが少ないので、都市部の病院などは狭き門となっていますし、充分に人気職なので収入面が改善される可能性もありません。

良い意味でも悪い意味でも、とても安定した仕事です。

医療事務は専門的な知識が必要なわりに、収入面では一般的な事務職と変わらないのが実情です。

平均月収は15万~20万円程度で、年収は初年度で250万円ほど、平均年収は300万~400万円とされています。

都市部と地方との格差があり、地方の病院では平均月収10万~15万ほどと言われています。

病院の規模によっても差が生じます。

基本的に残業や早出のない仕事ですが、正社員になるとレセプト請求期間に残業が発生し、残業手当が加算されることがあります。

診療報酬請求事務能力認定試験合格率


診療報酬請求事務能力認定試験は、医科と歯科に分かれており、それぞれ学科試験と実技試験を行います。

合格率は、多少の変動はあるものの医科で30~40%、平均すると35%ほどです。

他の医療事務系資格と合格率を比較すると下記の通りになります。

診療報酬請求事務能力認定試験は、他の医療事務資格と比べても合格率は低く、難易度が高いのが分かります。

診療報酬請求事務能力認定試験概要

診療報酬請求事務能力認定試験概要は以下になります。

診療報酬請求事務能力認定
試験概要
ホームページ
・受験申込・問合せ
公益財団法人 日本医療保険事務協会
受験資格制限なし
願書申込み
受付期間
① 4月中旬~5月中旬頃
② 9月下旬~10月下旬頃(年2回)
受験料
(税込み)
9,000円
試験内容※試験場への診療報酬点数表、
その他の資料の持ち込みは自由です。
医科、歯科のいずれかを選択し受験します。
試験時間は学科・実技合せて3時間。

学科試験

① 医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
② 保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
③ 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
④ 医療用語及び医学・薬学の基礎知識
⑤ 医療関係法規の基礎知識
⑥ 介護保険制度の概要

実技試験

診療報酬請求事務の実技

試験日程① 7月中旬頃
② 12月中旬頃(年2回)
受験地札幌、仙台、埼玉、千葉、東京、
神奈川、新潟、金沢、静岡、愛知、
大阪、岡山、広島、高松、福岡、
熊本、那覇
合格基準

医科

学科試験:100点満点中、60点以上で合格となります。
実技試験:100点満点中、85点以上で合格となります。

歯科

学科試験:100点満点中、80点以上で合格となります。
実技試験:100点満点中、86点以上で合格となります。

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