メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の不思議

メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の資格について、合格率、おすすめテキスト、参考書や問題集などを解説していきます。
メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の不思議に思うことは、ズバリ「合格率」なんですよ。

本記事でわかる事
  • メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)とは?
  • メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の不思議
  • メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の難易度と合格率
  • メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の試験概要
  • メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)おすすめテキスト、参考書や問題集

上記の内容について解説していきます。



アガルート やばい 評判なのに国家試験の合格率の高さの秘密とは?

メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)とは?


メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)とは、医療事務スタッフとして病院で働く上で求められるスキルを認定する民間資格です。

単に診療報酬請求業務に関する知識だけではなく、受付業務で求められる接客能力も評価するのが特徴です。

医療事務技能審査試験の合格者には「メディカルクラーク」の称号が付与されます。

医療事務技能審査試験が始まったのは1974年です。
医療事務関連の資格は数多くありますが、その中でも最も受験者数が多く、認知度も高いです。

試験実施方法として、在宅試験になっているのも大きな特徴です


メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の不思議


冒頭で述べたようにメディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の不思議とは、試験合格率なんです。

メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の試験は、基本的に会場での試験は実施しておらず、全て在宅受験の方式です(団体受験は学校で受験)。

ただし、任意の日に受験というワケにはいかず、毎月試験日が決まっています。

在宅試験のやり方はいたって簡単です。

まず、主催者サイトより「資料・申込書請求」を行い「受験申込書類」を取り寄せます。

指定された申込受付期間までに受験料を銀行振込を完了し、受験申込書郵送します。
その後、試験日の10日前までに受験票が届きます。

試験日の当日の午前中指定で試験問題が届きます。
そして、「受験」が終わったら翌日までに同封の返信用封筒に問題と解答用紙を入れて送付します。

コレだけです。

周りに誰がいても構いませんし、もちろん参考書・テキスト、インターネットも見放題です。
また、解答用紙を送付するのは翌日なので分からない問題について人に聞くことも可能です。

しかし、これで合格率が約70%といいますから驚きというか不思議です。

カンニングし放題の試験なのに合格率が90%越えないって不思議に思いませんか?

メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の難易度と合格率


メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)は、医療事務の中では最も受験者数が多く、人気の検定試験です。
医科と歯科の2つに分かれています。

メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の医科と歯科の合格率は以下になります。

医科

実施年受験者数合格者数合格率
2020年18,85314,96979.4%
2019年16,29713,03880.0%
2018年14,63510,78673.7%

歯科

実施年受験者数合格者数合格率
2020年1,4291,05673.9%
2019年1,22889673.0%

他の医療事務系の資格の合格率は下記の通りです。

  • 75%:医療秘書技能検定試験(3級)
  • 70%:メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)
  • 70%:医事コンピュータ技能検定
  • 60%:医療事務管理士技能検定試験
  • 35%:診療報酬請求事務能力認定試験

医療事務技能審査試験は、他の医療事務資格と比べても同等程度の合格率のようです。
難易度は低く、合格しやすい試験です。

前述の通り在宅試験となっていて、自宅で試験問題を解いて翌日に返送します。
これで合格率70%ってヤッパリ不思議です。


メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の試験概要

メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)の試験概要は以下になります。

メディカルクラーク
(医療事務技能審査試験)の試験概要

ホームページ・
受験申込・問合せ

一般財団法人 日本医療教育財団

受験資格

制限無し

願書申込み
受付期間

医科

  • ① 2月下旬~4月上旬頃まで
  • ② 3月下旬~5月上旬頃まで
  • ③ 4月下旬~6月上旬頃まで
  • ④ 5月下旬~7月上旬頃まで
  • ⑤ 6月下旬~8月上旬頃まで
  • ⑥ 7月中旬~8月下旬頃まで
  • ⑦ 8月下旬~10月上旬頃まで
  • ⑧ 9月下旬~11月上旬頃まで
  • ⑨ 10月中旬~11月下旬頃まで
  • ⑩ 11月下旬~翌年1月上旬頃まで
  • ⑪ 12月下旬~翌年2月上旬頃まで
  • ⑫ 1月下旬~3月上旬頃まで

歯科

  • ① 3月下旬~5月上旬頃まで
  • ② 5月下旬~7月上旬頃まで
  • ③ 7月中旬~8月下旬頃まで
  • ④ 9月下旬~11月上旬頃まで
  • ⑤ 11月下旬~翌年1月上旬頃まで
  • ⑥ 1月下旬~3月上旬頃まで

受験料
(税込み)

医科歯科

各7,700円

試験内容

医科

学科(択一式:25問/60分)
  • ① 医療保険制度
  • ② 高齢者医療制度
  • ③ 公費負担医療制度
  • ④ 介護保険制度
  • ⑤ 医事法規一般
  • ⑥ 医事業務
  • ⑦ 診療報酬請求業務
  • ⑧ 医学一般
  • ⑨ 薬学一般
  • ⑩ 診療録
    ①~⑥は必須⑦~⑩ののいずれか1つを選択
実技Ⅰ(記述式:2問/50分)
  • ⑪ 患者接遇
実技Ⅱ(4問/70分)
  • ⑫ 医科診療報酬明細書(出来高請求)の点検

歯科

学科(択一式:25問/60分)
  • ① 医療保険制度
  • ② 高齢者医療制度
  • ③ 公費負担医療制度
  • ④ 介護保険制度
  • ⑤ 医事法規一般
  • ⑥ 医事業務
  • ⑦ 診療報酬請求業務
  • ⑧ 医学一般
  • ⑨ 薬学一般
  • ⑩ 診療録
    ①~⑥は必須⑦~⑩ののいずれか1つを選択
実技Ⅰ(記述式:2問/50分)
  • ⑪ 医事課患者応対
実技Ⅱ(4問/70分)
  • ⑫ 歯科診療報酬明細書(出来高請求)の点検

免除(科目等)
について

得点率70%に達した科目は、6ヵ月間に
限りその科目が免除となります。

試験日程

医科

  • ① 4月下旬頃
  • ② 5月下旬頃
  • ③ 6月下旬頃
  • ④ 7月下旬頃
  • ⑤ 8月下旬頃
  • ⑥ 9月中旬頃
  • ⑦ 10月下旬頃
  • ⑧ 11月下旬頃
  • ⑨ 12月中旬頃
  • ⑩ 1月下旬頃
  • ⑪ 2月下旬頃
  • ⑫ 3月下旬頃

歯科

  • ① 5月下旬頃
  • ② 7月下旬頃
  • ③ 9月中旬頃
  • ④ 11月下旬頃
  • ⑤ 1月下旬頃
  • ⑥ 3月下旬頃

受験地

在宅試験

合格基準

各科目とも、以下の条件全て
満たすことで合格となります。

  • 学科試験:満点中、70%以上の得点率。
  • 実技試験:I・IIの各々の得点率が満点中、70%以上。



メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)おすすめテキスト、参考書や問題集

市販のメディカルクラーク(医療事務技能審査試験)のテキストや問題集や過去問は売っていないです。

他の試験対策の問題集を使用して勉強することは可能です。

医療関連法の完全知識これだけは知っておきたい医療実務100法(医学通信社)

医療に関する法律の問題が出題されるので、この1冊で勉強出来ます。

診療点数早見表(医学通信社)

レセプト作成をする時に、点数表を開いて点数を拾って計算を行うので、調べやすいように付箋をつけた方が使いやすいです。
実際に医療事務の仕事についた時、必要な1冊です。

レセプト総点検マニュアル(医学通信社)

市販でレセプト点検のテキストも売られています。
レセプト点検の試験がメインになるので沢山色々な問題を解くのは試験対策になります。

レセプト作成テキストブック(社会保険研究所)

外来レセプト作成と入院レセプト作成の勉強になるテキストブックです。

保険診療基本法令テキストブック(社会保険研究所)

保険診療、請求事務に必要な基礎知識や診療報酬の請求・支払いのしくみ等がコンパクトに解説されているテキストです。

初級者のための医療事務(BASIC)問題集(医学通信社)

独学で勉強をするのに一番つまづくのは算定方法だと思います。
医療事務の算定方法を学べるテキストです。

Q&Aでわかる医療事務【実践対応】ハンドブック(医学通信社)

持ち運びに便利なハンドブックです。
実際に医療事務の仕事についた時にも役に立つ1冊です。

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